政策

日本第一党 5つの約束 原発再稼働の意義について

更新日:

はじめに

原発再稼働と聞いて大半の方は「こんな危険なものを復活させるなんて許せない!」と思っておられることでしょう。

東日本大震災 福島第一原発1号機の爆発事故は記憶に新しいところですが、爆発により放射能汚染物質を飛散してしまったことで、さらに大きな被害となり、国民の感情を反原発へ大きく傾けたのではないでしょうか。

そんな中で、メディアや一部の政治家は心ない発言で、周辺住民や被災された方々の心を傷つけ、さらに追い打ちをかけるように風評被害を拡散して、ひどいことをしながらも平然と生きています。腹立たしいかぎりであります。

それはさておき、多くの皆さんはメディアや学者、先生の解説でこの原発事故のことを知っていることと思います。それで原発は危険だから絶対に再稼働させてはいけない。と考えておられる方も多いと思います。

しかし、本当にそうなのか、メディアや先生の言っていることは正しいのか、というと、「わからないけど信じる」という答えであります。

反原発派の印象操作で原発の危険性が誇張されすぎているのではないか、電力業界への参入を企む利権団体の陰謀なのではないか、など良からぬことを考えてしまいます。

実際のところ原発事故後は元々原発推進派だった連中が手のひら返しで再生可能エネルギー推進、反原発派に変わりました。

そして、天下の悪法「固定価格買取制度(FIT法)」が制定され、私達の電気料金から「再エネ賦課金」なるわけのわからない重税が毎月課されるようになりました。

原発は本当に稼働できないのか? いえ、そうではありません。何度も検査、テストして合格した安全な原発ばかりです。今すぐに稼働できる状態なのに停止したままです。

「安全と安心は違う」とわけのわからない屁理屈で、いたずらに施設の管理維持費を増大させた、どこかの都知事と同じです。

原発は稼働しなくても管理維持費はかかります。その分は誰が払っているのでしょうか。電力業界に参入したい悪徳利権企業の思う壺で、電力会社は疲弊して業界再編の危機的状況でもあります。「いっそ国営にしてしまえ」と思ってしまいます。

話が長くなってしまいましたが、本題の原発再稼働は本当に大丈夫なのか?について考察していきたいと思います。

原子力エネルギーとは

原子力発電所について調べるためにも、基礎知識として原子力エネルギーについて知っておく必要があると思いますので調べてみました。

原子力エネルギーについて、まずは理論の構築者としてアルバート・アインシュタインは欠かせないでしょう。

彼は、光を量子とする放射の量子理論、時間と空間の概念を変えた相対性理論、その結果として生まれた「エネルギーとして質量を使う」という概念、更に重力の理論を新たに構築した一般相対性理論をまとめました。

その中でも「ある物体がエネルギーEだけ放射をすると、質量mは自動的にE/C^2だけ減少する」という結論を得ました。E = mc^2の式は有名ですが、実際わからない人が多いと思います。(私もわかってませんでした)

わかりやすく言えば物体の質量mが減少したぶんだけエネルギーEが放出されるということです。Cは光速度で秒速30万キロメートル、その2乗ですから、たとえ原子の微々たる質量mの減少ですら、とてつもないエネルギーの放出をもたらすということです。

このとてつもないエネルギーの正体は、原子核の結合エネルギーで、この強力な結合を切り離すことで「質量の減少」が起こり、エネルギーが放出されるということだそうです。ここでいうところの「質量減少」は分裂前の原子核の質量と分裂後の2つの原子核の合計質量の差分をいいます。

先に切り離すと表現しましたが実際には「核分裂」という現象で、別の元素となることを言います。例えばウラン235(235は質量数)の原子核に遅い中性子を吸収させると、不安定なウラン236になり、2〜3個の遅い中性子を核分裂して電磁波を放出します。

これとは逆に原子核が中性子と結合してエネルギーを放出する「核融合」もありますが、今のところ武器以外での実用までに至っていません。

よく聞くプルトニウム239は自然界に存在しませんがウラン238に中性子を打ち込むことで生成します。詳しくはU239→Np239→Pu239という流れです。

高速増殖炉(もんじゅ)は、このプルトニウム239を効率よく増殖させるためのものでしたが、実際に事故などで廃炉になってしまいました。

核分裂で2つの原子核に分かれてできた元素の質量の合計は、分裂前の原子核と中性子の質量の合計よりわずかに減少します。このわずかな質量差が放射と運動エネルギーとなって解放され、熱に変換されたエネルギーで蒸気タービンを稼働させて電力をつくり出しています。

実際に原子炉の中では、まず1個の中性子が1個のウラン235原子核に衝突して分裂を起こします。すると1個以上の遅い中性子を解放します。次にその遅い中性子が別のウラン235の分裂を引き起こします。結果、連鎖的に分裂を起こします。

この連鎖反応がきわめて重要で、大事故につながる要因でもあります。原子個々の分裂エネルギーは小さいのですが、原子の数は莫大ですので他のエネルギーとは比較にならないほどの大きなエネルギーを放出するということです。

そして最も忌み嫌われる要因として、核分裂により長い半減期の放射性物質が生成されるということがあります。原子炉はこういった放射性廃棄物を産出する場でもあります。

まとめると原子力発電は原子核の分裂で質量減少して放出されたエネルギーを利用しタービンを回して発電しています。

しかし、その核分裂では中性子の数が雪だるま式に増えて分裂するので連鎖反応を起こすということがあります。核分裂の連鎖反応の勢いを止めるには中性子を吸収する吸収材を投入すればよいのですが、機能しなければ大爆発を起こすということです。

反応が終わっても放射性廃棄物が含まれ、極端に長い半減期の廃棄物もあります。化石燃料の燃焼(酸化)するエネルギーと比較すると、核分裂エネルギーは莫大ですが、決して安全ではないということです。

放射性廃棄物の処分については処分場や長期間の保管維持にかかる費用の問題もあり、これからも原子力発電所を推進していくべきだ、とは到底言えない状況でもあります。

つぎに核反応のもう一つ方法「核融合」について軽く説明します。

まずは陽子(水素の原子核)と中性子を近づけます。すると原子核内で働く強い引力がお互いを結合させて重水素(デューテリウム)にします。重水素は重陽子とも呼ばれます。

重陽子の原子核の質量は、元の陽子と中性子の質量の合計よりもわずかに小さいのでその差分をエネルギーとして取り出すことができます。さらに重陽子に中性子を近づけると、もう一つの水素同位体元素である三重水素(トリチウム)ができます。三重水素は三重陽子と呼ばれます。

また2つの重陽子が衝突した場合には、三重陽子と陽子、ヘリウムの同意元素と中性子ができます。この場合に放出されるエネルギーは個々の核分裂よりも小さいですが、水素原子の総量は無限と言っていいほどありますので莫大なエネルギーとなります。

実際には1億度を超える超高温と、それによる高圧力に耐えうる技術がいまだ確立されていない?ので未来の技術といわざるをえません。

核融合炉ができて電気エネルギーを取り出すことができたならば、燃料(水素)はいくらでもあるし、半減期の長い放射性廃棄物も二酸化炭素も排出しない、核分裂のような連鎖反応による暴走爆発も起こらないので、これ以上ないほどの理想的で安全な発電方法なのです。

参考:エネルギーとはなにか ロジャー・G・ニュートン著

再生可能エネルギーは核エネルギーの代替になることができるのか

再生可能エネルギーとは何か、ウィキペディアによると「広義には太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、利用する以上の速度で自然界によって補充されるエネルギー全般を指す。狭義には多彩な利用形態のうちの一部を指す。」とあります。

定義では、再生可能エネルギーとは本来、「絶えず資源が補充されて枯渇することのないエネルギー」、「利用する以上の速度で自然に再生するエネルギー」「CO2を排出しない」という意味の用語であり、日本の法令で定義されている新エネルギーは、再生可能エネルギーの一部である。

具体例としては、太陽光、太陽熱、水力、風力、地熱、波力、温度差、バイオマスなどが挙げられる。ただし、詳細な定義や、法規や統計にどのようなものを含めるかについては、個別の資料・団体・法規などにより下記のように差異が見られる。

欧州連合のように、性能次第で範疇に含めるかどうかを分ける例もある。なお、石油などの化石燃料は定義を満たさない。 水力発電には注意が必要である。水力発電のうち、大型のダムを用いるものについては環境破壊の少ないマイクロ水力発電と区別され、統計上再生可能エネルギーとは別扱いされることがある。また揚水発電は発電ではなく、発電調整のための蓄電・放電である。

以上が簡単な説明になります。

ようするに化石燃料だけがCO2の排出量が多く、すぐに再生しないからダメなようです。

それでは核エネルギーはどうなのでしょうか?

おそらく原料であるウランが再生不可能なのでダメだということでしょうか。CO2は全く出さないのですが、それでも再生可能の仲間には入れないようです。

それでは再生可能エネルギーと呼ばれるエネルギーたちが本当にすぐに再生して、CO2を排出せずに、環境にやさしいのかというとそうでもないようです。

再エネ推進派がいま最も推進しているのが大規模太陽光発電(以下メガソーラー)です。では本当にメガソーラーは環境にやさしく、再生可能なクリーンエネルギーなのでしょうか。

そんなことはありません。メガソーラーは主に山間部の日当たりの良い場所を整地して設置されるのですが、その際に大量の土砂を削ります。そのため一帯の生態系は破壊され、地下水や川の水質を悪化させるという報告もあります。景観も悪くなり、発電するので電磁波も放出されます。設備の騒音問題、火災事故も多々あります。設備に統一性がなく安全基準が曖昧で、しっかりとした検査をしてないめに起こった事故だと思います。

近隣住民からは反射光が当たるので暑いという被害報告や風による飛散、土砂崩れなど被害報告も多々あります。そんな情報が出回ってくれたおかげで多くの皆様にもメガソーラーが危険だということを認識していただいております。

CO2削減についていえば、山間部の緑色植物を切り倒して整地するので、その一体の光合成によるCO2削減効果はなくなるわけです。その結果がCO2を排出しているといえませんか。 

(光合成でCO2は吸収されないという誤った発言が一部の学者からあります。間違いなく綠色植物はCO2を吸収して、酸素と炭化物を作り出します。)

さらに一度整地されコンクリートで埋め固められた場合にはその土地は死んで再生不可能になります。パネルからしみ出る有害物質は地下水も汚染します。すぐには影響しませんが、いずれそのようになることは確実です。また大量廃棄問題もあります。

極めつけは、このメガソーラーが日中の晴れた日にしか使えないということ、せいぜい夏場のエアコン対策として使えるぐらいの全く使い物にならない発電設備であるということ多くの方々に知っていただきたいです。

「蓄電池があればいいでしょう」と簡単に言われる人たちがいますが、蓄電できる容量と価格のバランスが悪すぎて実用的ではありません。

ちなみに家庭用蓄電池の価格もだいぶさがりましたが、それでも*20kW程度の蓄電ですら300万円の費用がかかります。メガソーラー規模(1000kW以上)ではとても追いつかないないレベルです。(*20kWは一般家庭が一日に使う電力より少し多いぐらいです。)

要するに再生可能エネルギーであるかどうかの基準はあってないようなもので、結局は自分たちが儲かるかどうかということらしいです。また再生可能エネルギーと呼ばれるものは結局は何らかの形で太陽光に依存していることが多く、太陽光エネルギーの2次利用、3次利用となってしまうことがほとんどであり、かなり弱いエネルギーになります。

結論として再生可能エネルギーというものは原子力発電所の発電力には到底及ばないし、これ以上増やせば日本の環境は壊滅的に破壊されることになるでしょう。ということです。

まとめ

結局のところ現在において再生可能エネルギー(新エネルギー)とよばれる発電設備たちは原子力発電や火力発電とくらべると、おもちゃのような発電力しかないこと、そのために日本全国の土地を荒れ地にして破壊することは異常者のやることです。

だからといって、これまでのように化石燃料をバンバン燃やして、放射性廃棄物を量産したいかというとそれもおことわりです。

どうすればいいのか、先に触れた核融合発電技術がもっと進展して、安全に運用できるようになれば最も良いのではないのでしょうか。

一部の情報では2050年には核融合炉が実用化されるということらしいので、あと20〜30年待たなければならないようです。まあ、石油利権団体の圧力もあるし、しょうがないところでしょうか。

石油が切れるまでのは間に合いそうなので、それまでは我慢して火力発電と原子力発電を使うことにして、再生可能エネルギー(大規模)の存在は早く消したほうが良いでしょう。

追記

散々メガソーラーを悪く言ってきましたが、太陽光発電自体には反対していませんし、その他の再生可能エネルギーについても小規模発電設備、自家発電はむしろ推奨して応援しています。

自家発電された電力はバッテリーなどに蓄電しておくことで災害時に使えるすぐれものですので是非ともご家庭に設置して頂きたいと思います。

-政策

Copyright© 日本第一党応援(非公式) , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.